私は、親から遺産として生まれ育った家をもらいました。ところがある理由により、その家を売ることにしたのです。けれども、なぜか怪しげな信用できない人ばかりが寄ってきたり、過剰に値切られたりして、なかなか「この人!」と思えるような納得できる買い手が見つかりません。
たくさんの思い出がつまった家なので、「この人」と思える良い人に買ってもらいたいです。それにはどうしたら良いのか教えてください。
あなたを求めている人が必ずいる
この質問者の方に対する返答は、なかなか良い結婚相手が見つからないと嘆く人に対してお話しするアドバイスに似ています。私はそのような人達にはこのような意見を持っています。その人にとって最高のパートナーは、潜在意識が知っています。あなたが偉大な宇宙の力と波長を合わせたとき、そのパートナーの存在にあなたも気づくことができるのです。
あなたが何かを探し求めているということはこの世のどこかに必ずあなたのことを探している人がいるのです。
つまり、あなたが「家を売りたい」と思っているということは、どこかに必ず「あなたの家が欲しい」と思っている人が存在していることになるのです。ではどうすればあなたのことを探している人に出会えるのかをお伝えします。
それにはまず、「信用できない人しか来ない」、「値切られてばかりいる」とか「これという人が現れない」などそうなりたくないと思うことを意識しないことです。
そうではなく、あなたが「この人!」と思う人に出会え、あなたの望む金額で家が売れたということに意識を向けるのです。
引き寄せの法則は、あなたが思考したことをそのまま現実に現しますから、あなたがネガティブな思考でいるために良い買い手が現れないだけなのです。
このようにして実際に家を売ったという人がいます。
彼は、毎日「理想の相手に自分の望む金額で家が売れて幸せだ」ということを心から信じて想像を続けていました。ある夜、彼は夢の中で「家を買いたい」という人が現れて希望の金額を受け取りました。それは、まもなく実際の彼の現実になったのです。彼は正夢を観たのでした。
睡眠中、潜在意識はあなたの求めている人と交流をしている
睡眠中は、顕在意識は働きません。寝ている時には、あなたの潜在意識があなたを探している人と無意識に交流をしていると言われています。
このような不思議な話を聞くと「怪しい」と言って毛嫌いをする人もいますが、聖書には「主なる私は、幻をもってそれを知らせ、夢をもってそれを語るであろう」と記されています。このような睡眠についての不思議な話は世界中でたくさん報告されています。
実際に夢のお告げによって自分の目標や願望を叶えた人は大勢います。
寝る前に枕元にノートを置いて、見た夢から成功のヒントを得ている人がたくさんいるのです。その中から、科学者が夢のお告げを信じ成功した例をご紹介します。
トーマス・エジソンと同じ時代に活躍した電気技師のニコラ・テスラは、ラジオや蛍光灯など私たちの生活に欠かせないものを発明しました。彼は瞑想と睡眠中にみた夢から重大な発明のヒントをいくつも得たと言っています。また、ある動物学者は、夢の中のお告げから、複雑な魚の化石の分類を成功させたといわれています。
取引で成功する2つのステップとは
売買取引で成功するためには2つのステップを踏む必要があります。
まず一つ目はあなたの願いをありありと具体的に想像できる環境をつくることです。
つまり、こころを落ち着かせ、リラックスした状態になることです。
特に睡眠直前は、半覚醒状態になり、願望を叶えやすいリラックス状態になることができ、最も適した時間と言えます。
二つ目は、あなたの願いは現実になると信じることです。
そのためには、その状況にいるかのようにありありと願いを明確に想像することです。これは具体的で細かければ細かいほど想像できることが望ましいです。
けれども実際に起こっていないことをありありと起こったかのように想像することは容易ではないと思う人が多くいるでしょう。けれどもこれが最も大事なことなのです。
例えば、農家の人は、野菜を作るのに種をまきますが、野菜が育つことを確信して種をまいています。種をまくときに、何も出ないだろうと思って種をまく農家はいないのです。
引き寄せの法則もこれと同様です。あなたが確信できたことは必ず現実になるのです。それを忘れないでください。