「私はできる」という思考を常に潜在意識に浸透させる

私は、今はサラリーマンですが、「自分で仕事をしたい」という夢があります。この間、知り合いにビジネスのアイデアを話したら「ぜひ、出資をしたい」と言ってくれました。願ってもないチャンスが現れて、最初はすごくうれしかったのですが、「本当に自分にできるのか」「出資してもらって失敗したらどうしよう」となど自信がなくなってだんだん不安が強くなり、どうしていいのかわからなくなってしまいました。私はどうするべきでしょうか。

ネガティブな思考からポジティブな思考に変えるには

こんな話があります。
営業成績の良かった男性が昇進し、人材を育成することになったのですが、そのプレッシャーに押しつぶされそうになり、心療内科を訪れ、うつ状態と診断されました。彼は、カウンセリングでは、このように相談しました。

彼は自分が営業をしていた時には、悩みもなく仕事ができていました。ですが、人を育てるようになってからはその責任からか、悩んでしまうことが増え、仕事に集中することができなくなってしまいました。彼は、「役職を取り消してもらえないのであれば会社を辞めるしかないと考えている」とのことでした。
その話を聞いたカウンセラーは物事の受け取り方を変えてみる提案をしました。昇進ということは、会社が彼の実力を認めた結果だからです。それを受け取ってもいいのではないかとアドバイスをしたのです。そして一緒に資料を手渡し、そこに毎日記録するよう指示をしました。そのシートは「自分の夢」や「自分の良いところ」を記載するところがあったのです。彼は毎日、この記録を書き続けました。そして2か月が経過するころには彼はすっかり元気になっていたのです。

このケースと似たような人をもう一人ご紹介します。
会社員の男性は飛躍的に昇進し、転勤をすることになったのですが、彼の心は憂鬱でした。「こんな自分が昇進して良かったのか」、「新しい土地でやっていけるのか」と劣等感にさいなまれ、不安と恐怖でいっぱいだったのです。
彼はネガティブな思考に支配をされており、セルフイメージもとても低くなっていました。

ですからこのようにアドバイスをしたのです。「あなたのネガティブな思考を出し切ってしまいましょう。バケツに濁った水が入っていてもきれいな水を流し続ければいずれは全てきれいな水になるように、あなたの思考をポジティブなものに上書きしていけばいいのです」

彼は、自分に自信を持てるようなアファメーションを作り、朝起きてすぐと寝る前の1日2回、その言葉を唱えることにしました。

そのうち不安や恐怖心は消えていました。彼の劣等感はすっかり消え去り、安心して新しい土地に引っ越していくことができたのです。

自分に自信をつけるには自分だけに頼るのでは難しい

何かしようと思っても「こんな私にできるのか」、「私で大丈夫なのか」と劣等感で行動ができなくなってしまう人は多いです。
ですから「自分に自信を持ちたい」と思っている人は大勢います。では自分に自信を持てるようになるにはどうしたらいいのでしょうか。
それは「自分にだけ頼っていても難しい」ということに気が付くことです。

人はよく、「もっと自分に自信をもって」ですとか「勇気を出して頑張って」などと言ってその人の気持ちを無理に変えようとします。無理にでも変えられるのであればいいかもしれませんが、それができないからみんな行動がストップして困っているのです。それは何故だと思いますか。実は顕在意識がそうさせないように阻止しているからです。

顕在意識が「こうなるであろう」と決めたり、予測をして不安や心配の元を作ってしまうのです。顕在意識があなたの行動を阻止している時、それを顕在意識で何とかしようとしても困難です。

顕在意識の予測や決定を超えたところで何かをする必要があるのです。それが先ほどのカウンセリングでの資料で「自分の良いところ」や「夢を書き出す」ことやアファメーションなのです。この2つの行為は潜在意識に良い思考を刷り込みます。ですから思考が変化し、2人とも自分に自信を取り戻すことができたのです。

潜在意識に良い思考を刷り込めば、恐怖や心配は消える

もしあなたが、今、恐怖や心配、不安などネガティブな思考に支配をされているようであれば、それを改善ために良い思考を潜在意識に上書きしてください。

それはあなたの成し遂げたい夢や願望について刷り込みをしていくのです。潜在意識はあなたの思考を忠実に再現します。潜在意識は顕在意識と異なり、何かを比較したり、何かを予測することはありません。あなたの意識していることをそのまま再現するだけなのです。

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