お金が十分に貯まっている私をイメージする

 

私には独立をするという夢があります。独立資金を貯めるために毎月一生懸命に貯金をしています。けれども昇給が減ってしまったため、生活しているだけでほぼ給料がなくなってしまうため、全然お金が貯まりません。このままでは、独立できずに定年退職になってしまいそうです。
早く独立できるよう、たくさんのお金を貯められる方法はないですか。

何かをはじめたいならできない理由は考えない

これと似たような悩みを持っている人は多いのではないでしょうか。
お給料というのは大体一定の金額ですし、今の時代、そんなに大幅な昇給も期待できないでしょう。ですから多額の貯金をするということは確かに難しいことなのかもしれません。
ですが、同じような状況であっても多額の貯金をしている人はいますし、十分な資金がなくても独立している人はいるのです。
それをどうして「たくさんの資金が貯まってから独立をする」と決めつけてしまうのでしょうか。方法はひとつではないはずです。どうして他の方法を考えないのでしょうか。

ローマ帝国の修辞学者であるクインティリアーヌスは「事を行うにあたって、いつから始めようかなどと考えているときは、すでに遅れをとっているのである」と言っています。

質問者の方の「お金が貯まってから独立する」という考え方は、逆に言えば「お金が貯まらなければ独立しない」ということです。

これでは「本当は独立したい」と考えているのか疑問を感じます。
何故なら本当に独立したいと考えているのであればそのためにできるあらゆる可能性を探すからです。

よく「〇〇がしたい」と言いながら「今は〜がないからできない」「私は〜だからできない」と自分で理由をつけて行動をストップしている人がいます。

質問者の方も「独立資金が貯まらないから」、「昇給が少ないから」と行動できない理由を並べています。もし仮にこの理由が解決したとしてもまた他の行動できない理由を探して、自ら行動をストップさせてしまう可能性が高いのです。

ユニクロの社長である柳井正は「やってみないとわからない。行動してみる前に考えてみても無駄です」と言っていますし、東芝を再建した土光敏夫は「問題は能力の限界ではなく、執念の欠如である」と言っています。

「〜がない」を理由に行動しないのは熱い思いがないということ

実は「〇〇がしたいけど〜がないからできない」と言って行動しない人というのは「絶対に〇〇をしたい」という熱い思いが足りないのです。

それはどうしてかというと「自分にはできない」という意識が心の底にあるからです。

勝手に自分にはその力がないと思い込んでいるのです。ですから何か理由を探して行動をしなくていいように仕向けているのです。

ですが本当は、人は叶わない願望を思いつくことはありません。それが叶えられるから「〇〇したい」という願望が現れるのです。ですからその願望は叶う可能性があるから思い浮かぶのです。ですから自分を信じて少しでも行動してみることが大事です。そうすれば潜在意識があなたにふさわしい方法でそれを解決する道を準備してくれるのです。

欲求よりネガティブな思い込みが勝ってしまう

けれども「独立したい」という夢に向かって貯金をするなど行動しているにも関わらず結果が現れない人もいます。これは一体、どういうことなのでしょうか。潜在意識からみて「〇〇したい」という思いはあるが、願望が叶わない方向にすすんでしまうこともあります。

それは「〇〇したい」という欲求と「~がないからできない」という思い込みの両方をもっているからです。

その場合「~がないからできない」というネガティブな思い込みが勝ってしまいます。
これは無意識に自分に暗示をかけてしまう場合によく起こるものです。
特に、「私はそれ向かって一生懸命にやっている」という人ほどこの傾向が強いです。
質問者の方は「独立したい」という夢に向かって一生懸命貯金をしている反面、「私にはお金が全然たまらない」という強い思い込みがあります。「お金をいくら貯めても貯まらない」「定年になってしまう」というネガティブな思いが強いからその現実が現れているのだけなのです。

ですから早く独立できるように貯金を増やしたいという願望があるのであれば、この思いを反対しなくてはなりません。つまり現実にどのくらい貯金が貯まっているかではなく、独立資金が十分に貯まっていた姿をイメージするのです。そうすることで現実は良い方向に向かっていきます。

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