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お金持ちになりたいのなら比較を辞めて自分の願いに正直になること

近々私の友人が結婚をすることになりました。以前から彼女は私に「結婚するなら性格で選ぶよりもお金を持っている人が一番!」と言っていました。けれども本当にそのような人と結婚するとは思わなかったので結婚相手を決めたと聞いた時、私はとても驚いてしまいました。

確かに私も「お金があるにこしたことはない」とは思っています。貧乏は嫌ですから。けれども結婚生活は長く続くものです。いくらお金があっても性格が合わなければやっていけないと思うのです。だから「結婚相手を選ぶならばまずはお金よりも性格だ」と思うのです。

けれども友人はそんな私の考えを「現実はそんなものじゃない、考えが甘すぎる」と言って笑っていました。結婚相手を決めるのに性格を重視することは考えが甘いことなのでしょうか。

世間の風潮に惑わされない

世の中には、世間の風潮というものがあります。

例えば「結婚するなら性格を重視するべき」などと世間の人が一般的に持っている思い込みのことです。けれどもこういった風潮に惑わされる必要はありません。それなのに多くの人は世間の風潮という一般常識を重んじてそれに従おうとしています。

けれども私はこういった考えには反対です。アルベルト・アインシュタインも「常識とは18才までに積み上げられた先入観の堆積物にすぎない」と言っています。

世間の一般常識と言われるレールに従っていても人は本当に幸せになれません。

一般常識や世間の風潮というのは時代や場所によって簡単に変わるものなのです。例えば、日本では重婚は、禁止されていますがアフリカやイスラム諸国は一夫多妻制が認められています。

こんな風に場所が違うだけで常識は全く違うものですからそれに縛られる必要はないのです。

一般常識は潜在意識に影響を与える

どうして世間の風潮に惑わされる必要がないのか…それは多くの人が正しいと思い込んでいる一般常識は潜在意識にとってマイナスに働いてしまうことがあるからです。

例えば、質問者の方は「結婚相手はお金も持っている人よりも性格が大事」という考えに対して 彼女の友人は「性格よりもお金を持っている人が一番」と言っていますね。二人の考えは正反対です。この二人の意見を聞いて、「性格のほうが大事」という一般常識の考えのほうが正しいと答える人が多いかもしれません。

けれどもお金はいらないという人はいないはずです。なぜなら資本主義の日本に住んでいる限り、お金がないと生きていくことはできないからです。ですから心の底では誰もがお金は欲しいとは思っているのです。

本来であれば、この正反対と言われるこの意見、どちらかを比べたり、選んだりする必要はないのです。

心の底ではお金が欲しいと思っているのに、性格を重視して結婚相手を選ぶべきであるという世間の一般常識にとらわれているとお金が欲しいと望んではいけないという思い込みに囚われます。するといつまでたってもお金を引き寄せることはできないのです。

人の価値観は人それぞれです。ですから一般常識という思い込みに縛られる必要は全くないのです。

ただ、自分の望みに正直になればいいだけなのです。自分の願いに正直になって性格も合って、お金も持っている、そういった人を望んでもいいのです。

こんな女性をご紹介します。

比較することをやめればうまくいく

ある女性は真面目で誠実な男性と結婚をしました。
彼女の夫は子どももよく可愛がり、仕事も一生懸命で夫にするには最高の人だと周囲の人からも羨ましがられていました。けれども彼女は心の中で「本当にこの結婚は良かったのか」という思いがいつまでも捨てきれませんでした。それはどうしてかというと性格よりもお金を持っている人と結婚をした友人を見ると、自分よりももっと幸せになっているように思えたからです。

けれどもそれは彼女にはそのように見えるだけです。彼女の友人がどのような気持ちを抱えて生活をしているのかは傍目にはわかりません。もしかしたらその友人は誠実で真面目な男性と結婚した彼女をうらやましく思っているかもしれません。

実際に、社会的地位があり、お金持ちの人と結婚しても「地位が高くてお金持ちの人と結婚するよりも性格が合うのが一番だった」と後悔している人も数多く存在しているのです。

ですから自分が本当に望んでいるのであれば「性格も合い、お金持ちの人」を決めるべきなのです。世間の風潮や一般常識を重んじる必要はありません。あなたは自分の願望に忠実になっていいのです。

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