第十六話 「逃げる」も行動のうち

アル中のような状態になり
不運にも悪友にも恵まれた私
業績は悪化し20万円から~30万万円程度になりました。

会社の資金は自分の給料に消えて
そして給料は家賃や飲み食いですぐになくなります

当時、私は家賃20万円ほどの東京タワーの見えるマンションの6階に住んでいました
とてもおしゃれな立地にオシャレなマンションです。

「こんな生活は維持できない・・・」

会社の業績が月利300万前後から一気に20万円程度になりましたので
経済的な問題も重大です。

経済的な問題と比例するように
私は精神的にも参ってしまっていて
心に迷いが生じたのでしょう

とうとう
生きるとか、死ぬとか考えるようになりました。

「まさか、自殺・・・?」

そんな迷いを振り払うかのように
このころ、自己啓発本やビジネス書を買っては読んでいました。

そのころ、ネットでは情報商材バブルで
そのような動画や商材、サイトがたくさんできていていました。

マインドセットなる言葉が一般的にも当たり前になっていた事です。

私はその中の
「情報が大事」
「無知は淘汰される」
「とにかく本を読め」

といった言葉をみて、サイトや動画などで勧められている書籍を買っては読んでいました。
元々、読んでる方でしたが、それまで以上に読むようになりました。

私はその中の
「環境が人を作る」という言葉を改めて考えて

悪友との縁を切る為
そして、自分独りではどうしようもないという事を認めて
実家に帰る事にしました。

新潟の実家に帰った私をキャバクラや飲みに誘う事はないでしょうし
なによりも精神的にかなりつらい状態で
独りで家にいると死にたくなってくるのです。

お母さん、帰ります

私は、親に電話して、業績が悪くなったことを話しました。

理由や原因を聞いたり、
私のあらを探して責めようとはしません
「いいから、一度実家に戻ってきなさい」
という温かい言葉を言ってくれて、私は実家に帰る事にしました。

2012年、34歳の春です。
ちょうど東北の震災、原発事故から一年くらいたつ頃でした。

このころには極限まで酒の量も増えていて
いつも「自殺」という選択肢があたまをよぎっていました。

>>第17話に続く

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