プラズマと言うと、一般的にすぐに思い浮かべることが出来るのが、雷です。
このプラズマは固体、液体、気体に続く物質で、いくつか種類があります。
その種類の一つに「電離度」と呼ばれるものがあり、電気的に中性な分子が大半を占めている弱電離プラズマや低温プラズマとも呼ばれています。
イオンと電子だけで作られているのを完全電離プラズマや高温プラズマと言われ、これらの電離度はサハの電離公式から計算されています。
自然界に置けるもので知られているのが、我が地球です。
雷や電離層などは、知っている方もいるでしょう。
家庭で使う火もプラズマの1つでありますし、河や海などの水が岩盤に激しく衝突する場合にも、プラズマは発生します。
火は燃料としても知られていますが、電離してプラズマとなり、この中にアルカリ金属を入れると炎色反応をしてスペクトルを放射します。
よく見る雷は、帯電した雲と地上との間でできる火花放電です。
高電圧となった大気が電離して、プラズマになり雷として現れます。
また、北の大地で見ることが出来るのがオーロラです。
太陽風によって電子線が地磁気に沿って降りてきた物で、大気の中で酵素と窒素が発光してできる美しい現象のプラズマです。
プラズマとは、高温で満たされた磁気園でアルベーン波や電磁流体波にホイッスラー波、静電プラズマ波といったものなどの特有のものが観測されています。
プラズマの波動は電磁場とイオンや電子の運動から圧力が生じて、分散関係は誘電率テンソルからなります。
そして、プラズマ振動はプラズマの波動の1つであり、電気的中性を保つことで生まれてくるのです。
自然界に置いては時には美しく、そして怖い物となりうるものです。
プラズマを応用して将来は電離層プラズマから直接発電させて電力を得る構想もされています。
宇宙開発のための高額的な応用例にも、利用できさらに進化して生活にも使える物が出来るのではないかとされています。
まだまだ未開発なプラズマですが、今後が期待できる物質です。
プラズマの基本知識とプラズマの波動について