素粒子の基本とクォーク、イオンについて

物理学において原子や粒子、電子といった言葉が多く出てきますが、そもそもこれらは一体何なのでしょうか。
素粒子について知っていくに当たり、覚えるべき粒子がたくさんあります。
ここでは簡単にいくつか粒子や身近な存在であるイオンについて説明します。
まず、素粒子とは粒子の中で最も小さく、それ以上分割が不可能な粒子の事を指しています。
物理学的に言うと、内部構造がないと言われている粒子です。
もともとは、現在のような研究がすすめられていなかった時は「原子」が最も小さい粒子だと言われていました。
原子と言う言葉自体も、分割ができないという意味があります。
しかし、現在研究を進めているうちに、原子は分割が可能であることが分かり、さらに内部構造についても判明していきます。
なお、原子は原子核と電子を組み合わせてできています。
研究を進めていくうちにいくつもの素粒子だと思われる物が見つかったため、物理はもっとシンプルなはずだ、と考えて追及した結果、原子の構造や電子が見つかりました。
現在は、クォークとレプトンの2つが素粒子とされています。
素粒子の一つ、クォークは中性子を細かく研究している際に見つかった粒子です。
現段階では6つの種類があり、アップクォークとダウンクォークが第一世代、チャームクォークとストレンジクォークが第二世代、トップクォークとボトムクォークが第三世代です。
また、こういった種類の事をフレーバーとも言います。
いくつかのクォークが組み合わさって出来た例としては、陽子は3つのクォークで成り立っており、中性子も陽子とは違う3つのクォークで成り立っています。
物理学は難しい単語が多くわかりにくい物も多いですが、身近な存在として「イオン」があります。
元々クォークの原子状態であれば、プラスとマイナスの両方を持ち合わせており中性となっていますが、電子のバランスが崩れる事により、プラスもしくはマイナスに傾きます。
実は、これが「イオン」です。
イオンによる影響として、マイナスイオンは人間の体内に取り入れることによって血液を綺麗にする働きや、体内の酸化している部分を弱アルカリ性にする等の効果があります。
逆に、プラスイオンは多く取り入れすぎると体内に悪影響を及ぼします。

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